修理・金継ぎ

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漆をまとう暮らしの道具。「漆具しっく

漆器類の修理、金継ぎの依頼について

今古今の漆工房で仕事をし始めてから日日(にちにち)食堂に来たお客さんから時々声をかけられるようになりました。

中でも漆器の修理に関するご相談が多く、大抵の場合かなり痛んでいながらも使い続けていて、お訊きする限りでは丸ごと塗り替え無ければいけないと想像できるお話しでした。

例え樹脂にウレタン塗装を施した物であっても、漆塗膜が剥がれてきていてもよほど木地が痛んでさえいなければ塗り直しは可能です。
話し合いのなかで、多くの手間(お金)を掛けてまで直すか、あるいはある程度現状維持出来る方で直すかなど、落とし所を探って行きます。

修理依頼の目的は様々ですが、印象深いのは使えなくなってしまった思い入れのあるものが再び使えるようになる事への喜びの表情です。
修理依頼出来る事を知って、これまで恐々使っていた漆器も安心して使えるようになりました、という声もありました。

また金継ぎ(漆継ぎ)に関しては、修理して再び使えるようになる事に加えて、漆や金属粉の存在が器の新しい表情になり、欠けや割れだったところが新しい価値として生まれ変わるところが特長です。

そして金継ぎ(漆継ぎ)の出来る、相談できる場所、環境が今までの暮らしに加わることで器の存在価値も変わるのではないでしょうか?

「棚の奥に仕舞っている漆器。使わなくっちゃモッタイナイ」

 

修理、金継ぎの依頼までの流れ

基本的に修理・金継ぎ依頼される品物をお見せ頂きながら、初めてのご使用から現在に至るまでの経緯や普段のご使用方法、何故修理依頼をお考えになったのか等、修理依頼品への想いをお訊きした上で、仕上がりのご希望をお訊きし修理〜仕上げの方法や納品日、お値段等の提案をさせて頂きますので、ご検討の上ご依頼下さい。

漆具工房内の漆室に入らない物やご希望の仕上げ方法によってはお請けできない場合や納品までのお時間が半年〜1年程度掛かる場合ががご座いますのでご了承下さい。

 

参考価格

漆椀の塗り直し例
直径12cm 高さ7cm の塗椀
条件:大きな欠けやキズは無く、全体を黄口(橙色)、高台裏を黒漆、磨き艶出し仕上げ
納期:4ヶ月
価格:4000円